就職活動をするにあたって、さすがに創設者の作品くらいは読んでおかないといけないだろう、と思って読んでみた。
ぶっちゃけた話、読んてみたのはほんとそれくらいの理由だったし、最初のページからしてなんだか古典っぽく「これは読みきれるんだろうか……」というのが正直な印象。
だが読み始めてみると、次第にそんなことは気にならなくなる。というか小説の中の時代背景に溶け込んだ状態で読めば言葉遣いだとか、男女のあり方や描写の仕方だとか、そんなものは言ってみればこれが当たり前の世界になっている。
最後は割とあっさりとした終わり方だったけど、ロミオとジュリエットに似た恋愛小説。
いや、なんだ、本気で「さすが」だと思ってしまった。
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