『実家にいる間にたくさん本を読もう!』企画の一環として第1冊目の本。東野圭吾で『変身』です。
いや、正確には1冊目『大人のマナー常識513』でしたが特に思うところもなかったのですっ飛ばしますね。
で、この『変身』は脳移植を受けた主人公の性格がドンドン変わっていくお話です。
元は大人しく物静かだった成年がだんだんと凶暴性を増していく、とそんなストーリー。
どこかのレビューで「最後まで読んで初めて変身の本当の意味がわかる」とあったのできっとなんだかんだで仮説は立てていくんだろうけど最終的には違った結果になるんだろうな、なんて思いながら読んでました。
最悪、疑心暗鬼の妄想オチ、なんてのも視野にいれながら。まぁ最近じゃ『ひぐらしのなく頃に』のようなタイムリーネタもありますし。
まぁ結末がどうなったのかはネタバレになるので言いませんけどね。
この話みたいな脳移植とまではいかなくても、臓器移植でその人の性格が変わった、なんて話もある。
こういったものの結果、どういった作用があるのかはわからないけどたとえどんなに身体の適合性があったとしてもそれは他人のモノ。
機械のパーツを取り替えるみたいに簡単なことじゃないと俺は思うんだけどどうだろう。
でもこの話みたいに脳のほんの一部を移植しただけなのにここまで意識が乗っ取られるなんてことは、ないと思うなぁ。
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